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ワイヤー矯正の違いとは

インビザラインと
ワイヤー矯正の違いとは

インビザラインとワイヤー矯正は、さまざまな違いがあります。インビザラインはマウスピース型の矯正機器であり、ワイヤー矯正はワイヤーを使用した矯正機器です。それぞれの特徴やメリットとデメリットを詳しく紹介していきます。

インビザラインとは

インビザラインの特徴

インビザラインとは、マウスピース矯正システムの一つで、アメリカのアライン・テクノロジー社が提供しているものです。マウスピースを一定期間で取り替えていき、徐々に歯を動かしていくという治療になります。透明なマウスピースを使用することで、矯正治療中ということをわかりにくくしています。また、ワイヤー矯正とは違い、自分で取り外し出来ることも大きな特徴です。食事の時などはストレスが軽減されるでしょう。

対応できる症例と治療期間

インビザラインでは、多くの症状に対応しています。症状ごとにパッケージが設定されていて、簡易的には、以下のような対応症状になります。

  • エクスプレスパッケージ 対応症状:ごく軽度の症状(ちょっと気になる歯並びのずれ)
  • ライトパッケージ 対応症状:軽度(軽度の噛み合わせの悩みや、少しガタガタしている歯並び)
  • モデレートパッケージ 対応症状:中度(大きく咬み合わせを変えない中度の症状)
  • コンプリヘンジパッケージ 対応症状:重度(あらゆる歯並びの悩み)

ただし、重度の不正咬合には対応できない場合があります。また、治療期間は症状により異なり2年から4年程度となります。

ワイヤー矯正とは

ワイヤー矯正の特徴

ワイヤー矯正とは、その名称の通り、ワイヤーを使用した矯正方法です。歯の表面に(裏側の場合もあり)ブラケットという器具を接着して、そこにワイヤーを通し、歯に対して、常に矯正力をかけ続けることによって、歯を動かしていきます。矯正方法のなかではとてもポピュラーな方法で、矯正治療をおこなっている歯科クリニックでしたら、インビザラインは対応していなくても、ワイヤー矯正に対応していないケースはほぼないでしょう。

対応できる症例と治療期間

ワイヤー矯正が対応できる症例は、とても多くあります。矯正方法の中では、最も適応する症状が多いと言って良いでしょう。具体的には、出っ歯・すきっ歯・受け口・開口(前歯が噛み合わない)・八重歯・叢生など、ほとんどの不正咬合に対して対応します。インビザラインでは対応できない場合でも、ワイヤー矯正では対応できることは多いです。治療期間は、やはり症状によって違ってきますが、2年から3年程度が多いでしょう。

インビザラインのメリットデメリット

どの治療にもメリットとデメリットがあるように、インビザラインの治療にもメリットとデメリットがあります。マウスピース矯正という、近年盛んになってきた治療法ですが、現在では研究も進みデメリットの面も改善されている部分もあるようです。メリットとデメリットをよく比較して、治療の選択に役立ててください。

インビザラインのメリット

  • 透明なマウスピースを使用しているため、外見では矯正治療をしていることがわかりにくい
  • 自分でマウスピースを取り外せるので、食事の時などに便利で、歯磨きもよくできるので、衛生的である
  • 個人差もあるが、痛みが少ないと感じる人も多い
  • 治療の開始前に歯の動きをシミュレーションして、どの様になるのかがイメージできる

インビザラインのデメリット

  • 多くの症例に適応となるが、ワイヤー矯正と比較すれば、適応できる症状は少ない
  • 自分で外すことが出来るために、外したあと装着するのを忘れることがある
  • 透明で薄いために、外出先で外してしまうと紛失することもある
  • 自分で外せると言っても、1日に20時間以上は装着していないと歯が動かないと言われています。「外せるから」といって、外す時間が長くなれば効果が出なくなります

ワイヤー矯正のメリットデメリット

ワイヤー矯正についても、多くのメリットとデメリットがあります。また、ワイヤー矯正と言っても、表側にワイヤーを装着する、表側矯正、裏側に装着する裏側(リンガル)矯正、上顎を裏側(リンガル)矯正にして下顎は表側矯正にするハーフリンガル矯正など、さまざまな種類があります。そのことも加味しながらメリットとデメリットをご紹介します。

ワイヤー矯正のメリット

表側矯正

  • 適応症が最も広い治療法
  • 発音にあまり支障がない
  • 矯正装置が確認しやすいので、歯磨きのときに便利

裏側矯正

  • 裏側にワイヤーを張るので、矯正装置が目立たない
  • 唇側に装置がないので、装置による口内炎などのリスクが低い

ハーフリンガル矯正

  • 下顎の歯列は上顎の歯列で隠れるので、矯正装置が見えにくい
  • 上下顎裏側矯正にするよりも費用が安い

ワイヤー矯正のデメリット

表側矯正

  • 表側なので、矯正装置が目立ってしまう
  • 食べかすなどが矯正装置に引っかかると、他の人からわかってしまう

裏側矯正

  • 表側矯正よりも治療費用が高額になる
  • 適応となる症状が表側矯正よりも少なくなる
  • 舌に触るため、慣れるまで発音が悪くなる
  • 歯磨きがしにくい

ハーフリンガル矯正

  • 歯磨きがしにくい。上顎と下顎でブラッシングの方法を変える必要がある
  • 表側矯正だけよりも費用がかかってしまう

どちらの方が向いているか

インビザラインがおすすめな人

  • 矯正装置が見えにくいため、人と会う仕事の人
  • 取外し可能なために、自己管理がしっかり出来て、決められた時間装着できる人
  • 比較的痛みが少ないので、痛みに敏感な人

ワイヤー矯正がおすすめな人

  • インビザラインと比較して治療期間が短い傾向にあるので、早く治療を終えたい人
  • 取り外しが出来ないので、自己管理に自信がない人にもおすすめ
  • インビザラインでは適応外の症状の人

まとめ

ご紹介してきたように、インビザライン、ワイヤー矯正ともに特徴があり、メリットとデメリットを持っています。どちらに自分が合っているのかは、一度矯正歯科に相談に行ってみましょう。症状によっては、希望通りの治療が受けられない場合もありますので、よく相談に乗ってくれるクリニックを探してください。

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愛知のマウスピース矯正歯科
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マウスピース矯正治療の
詳細や注意点
透明なマウスピース型の装置で行うマウスピース矯正の相場は、約10~100万円(税別)程度。メーカーや患者の症状によって相場は変動します。
また、マウスピース矯正のデメリットとして、歯磨きを怠ると虫歯や歯周病のリスクが高くなるという点があります。装着時間を守らないと計画通りに歯が動かない、治療期間が延びる可能性があるので要注意。矯正治療完了後、後戻りを防ぐため装着する保定装置も正しく使用しないと、再度矯正治療が必要になる可能性があります。装置装着後、締め付けるような痛みを感じることがありますが、歯が動くときの正常な反応なので心配ありません。
そのほか、マウスピースの淵や突起が頬の粘膜・唇・舌などにあたり、口内炎ができる可能性があります。不安な方は、医師にあらかじめ相談しましょう。
キョウコのイラスト