歯医者選びのポイント：費用の妥当性

ただいまマウスピース矯正中！　Zenken編集チームのキョウコが、矯正歯科を選ぶ際に重視したことや、矯正を始めてから感じたことなどを、当事者ならでは視点でご紹介しています。矯正を考えている人は、ぜひ参考にしてください！

サイト管理人・キョウコ

マウスピース矯正中の27歳。サイト管理人として、自身の経験をもとに「ここなら失敗しない！推せる！」と感じた、愛知県名古屋・尾張・西三河エリアのマウスピース矯正歯科や、歯医者の選び方を紹介しています。

費用の“妥当性”は
治療費の総計・内容でチェック

歯列矯正は自費診療になるため、費用が気になりますよね。自分にまかないきれるのか心配だという人もいらっしゃるでしょう。また、治療の内容に対する費用の妥当性も気になるところ。そこで気をつけたいのが、「トータルでいくら必要なのか？」という点です。

治療費として提示されている金額とは別に必要になるかもしれない費用としては、初診料、検査料、矯正開始後の処置料、監理料などが考えられます。また、矯正完了後の保定に必要なリテーナーは、料金に含まれていない場合もあります。

こういった費用の内訳は歯科医院によって異なりますので、治療費の総額をしっかりチェックしましょう。

実際にいくら費用がかかっているか？

私が通っている歯科の場合、初診時の相談は無料で受けられました。CTなどを使った検査費用と、治療計画の作成がおよそ4万円。マウスピース一式が70万円強。これは、毎月の監理料も含んだ価格です。また、矯正が完了したら、後戻りを防ぐ保定装置（リテーナー）に別途4万円ほどかかるそうです。というわけで、私が支払う総額は80万ほどになります。

歯科医院によっては、毎月の監理料が必要になります。調べてみたところ、費用は無料～10,0000円と幅がありました。

ここで注意点をひとつ。マウスピース一式が定額の場合でも、マウスピースを壊したり無くしたりすると追加費用がかかります。私の友人はリテーナーをなくして2万円請求されました。

通院費も無視できない

上にも書きましたが、歯科医院によっては監理料や処置料が追加で発生します。月に1度の通院で矯正期間が2年に及ぶとして、毎回1万円の監理料がかかるとしたら、24万円必要になります。監理料（調整料）が別途かかる場合は、長期間のうちに結構無視できない金額になるので、注意が必要ですね。それに加えて、遠方の歯科医院に通う場合は交通費もかかることをお忘れなく。

マウスピース矯正にかかる費用の内訳

矯正前

カウンセリング(相談)…0～1万円

カウンセリングにかかる費用の相場は、0～1万円ほど。やや幅がありますが、カウンセリング料を0円としている歯科医院も少なくありません。 マウスピース矯正が行える口腔状態かどうか、マウスピース矯正の流れはどのようなものか、メリットやデメリットは何か、想定される治療期間や費用の目安はどの程度か等々、矯正治療に向けた概要を知るための大切な機会がカウンセリングです。 マウスピース矯正を受ける上でカウンセリングは必須ですが、カウンセリングを受けたからと言って契約しなければならない、というわけではないのでご安心ください。

検査…1万～6万5千円

マウスピース矯正を受ける前に行う精密検査に、1万～6万5千円くらいの費用がかかります。費用に大きな差がありますが、その理由は検査に用いる機械の違いや歯型採取の有無などです。 お金を払うという視点だけから見れば、安ければ安いほど嬉しい限りですが、マウスピース矯正において精密検査は非常に重要なプロセスなので、検査の料金だけで歯科医院を決めることはおすすめできません。カウンセリングの際、どのような内容の検査を行うのかをしっかりと聞いて、検査内容が充実した歯科医院を選ぶようおすすめします。

虫歯・歯周病治療…1回1,500～1万円

虫歯や歯周病治療にかかる費用が、1回あたり1,500～1万円程度です。もちろん、虫歯や歯周病が一切ない理想的な口腔環境ならば、これらの治療費はかかりません。 マウスピース矯正では、詰め物や被せものの形に合わせてマウスピースを作ります。もし矯正中に虫歯が進行して治療が必要になった場合、マウスピースの作りなおしが必要となり、治療費の総額が高くなる上に治療期間も長引いてしまいます。 マウスピース矯正を行う前に、しっかりと虫歯・歯周病を治しておくことが大切です。

矯正中

マウスピースの製作…60万～80万円

マウスピースの製作代として、一式で60万～80万円の費用がかかります。マウスピース矯正のプロセスの中で、もっとも高額な料金になる部分です。 症例にもよりますが、マウスピース矯正にはたくさんのマウスピースが必要となります。2週間に1度のペースで新しいマウスピースに交換する流れになりますが、合計で50枚ほどのマウスピースが必要になるケースが多いため、費用が高くなることは避けられません。また、マウスピースは海外でオーダーメイドで作られることが多い点も費用が高くなる理由の一つとなります。

処置料(通院1回あたり)…0～1万円

処置料（監理料）として、通院1回あたり0～1万円がかかります。 マウスピース矯正中は、1か月に1回くらいのペースで歯科医院に通い、歯の状態をチェックしてもらう必要があります。計画通りに歯が移動しているかどうか、虫歯や歯周病が発生していないかどうか等を確認するためです。 歯科医院によっては、初期費用の中に処置料も含まれていることがあるため、その場足には処置料が0円となります。そうでない場合には、1回あたり最大1万円の処置料がかかると考えましょう。

保定期間

保定装置料(リテーナー)…2～5万円

マウスピース治療で歯が計画通りの位置に移動したら、次に歯の後戻りを防ぐために保定という処置が必要になります。 保定にかかる費用の総額は2～5万円ほど。歯を移動させるためにかかった期間と同じくらいの期間にわたって、保定装置（リテーナー）を装着して過ごす必要があります。 なお、歯科医院やマウスピースのメーカーによっては、マウスピース製作費用の中に保定装置料が含まれている場合もあります。

メンテナンス料…1回あたり3,000～5,000円

歯科医院によっては、マウスピース矯正の全工程が終了した後にメンテナンスが行われます。料金は1回あたり3,000～5,000円程度。矯正後に歯が後戻りしていないかどうかを確認してもらうため、メンテナンスもしっかりと受けたほうが良いでしょう。

費用に見合う治療を行う
愛知県の歯医者まとめ

総額をしっかりチェックすることは大切ですが、歯列矯正は美と健康に直結する問題だけに、安いだけの歯科医院にはお願いできません。

以下のページで、愛知県内でマウスピース矯正を手がけている歯科医院をまとめて紹介しています。費用が妥当で、信頼できる矯正専門医が納得の治療を行ってくれる歯科医院をご紹介しました。マウスピース矯正を考えている方は、ぜひ参考にしてください。

マウスピース矯正中の
キョウコが推す！
愛知の歯科医院3選