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マウスピース矯正と裏側矯正の違いとは

「マウスピース矯正と裏側矯正にはどんな違いがある?」「それぞれの特徴やメリット・デメリットが知りたい」と思っている方もいることでしょう。 当記事では、マウスピース矯正と裏側矯正の違いについてまとめるとともに、それぞれの特徴やメリット・デメリットを紹介していきます。

マウスピース矯正とは

はじめに、マウスピース矯正の特徴や対応できる症例、治療期間など説明していきます。

マウスピース矯正の特徴

透明なプラスチック製のマウスピースを装着して矯正を行う方法です。マウスピース矯正にはさまざまな種類があり、アメリカのアライン・テクノロジーが開発した「インビザライン」を採用している歯科も多く見られます。

透明で目立ちにくい装置のため、周囲に気付かれにくい治療法として知られています。マウスピース矯正の大きな特徴は、自分で矯正装置の取り外しができることです。

大切なミーティングのときなど取り外しができますし、食事中も外せますのでストレスなく過ごしやすいと言えます。 この治療法は、口腔内の精密検査を行ってデータを取得し、それに沿って治療計画を立案します。そして段階的にマウスピースを交換して歯を動かしていくのです。

対応できる症例と治療期間

軽度の歯列不正に対応可能です。 抜歯が必要な症例や歯を大きく動かさなければならない歯並び、重度の歯周病がある方には不向きだと言われています。 しかし、近年マウスピースの素材やアタッチメントなどに進化が見られ、抜歯が必要な矯正など難しい症例にも対応できるケースも増えつつあります。

治療期間は、口の状況によって違ってきますが、矯正に1~3年、保定に1~3年ほど要し、通院する頻度は1~3ヶ月に1回ほどのペースです。

※参照元:審美歯科専門サイト(https://www.nishimoto-shinbi.com/blog/2020/10/post-318-755153.html

裏側矯正とは

次に、裏側矯正の特徴や対応可能な症例、治療期間など説明していきます。

裏側矯正の特徴

マウスピース矯正と同様で、目立ちにくいことで知られている矯正治療です。裏側矯正とは、歯の裏側に矯正装置を取り付けるため、舌側矯正やリンガル矯正とも呼ばれています。この治療法は、自分で装置の取り外しができない点がマウスピース矯正と大きく異なる部分です。

歯の表面に矯正装置がついていないので、矯正治療中であることが周囲に気付かれにくかったり、食事後に装置に食べかすが詰まっても、不快な印象を与えにくかったりする点がメリットです。

対応可能な症例と治療期間

通常の表側矯正で対応可能な症例の場合、どのような歯並びにも可能だと言われています。口の状況によって治療期間は異なりますが矯正に2~3年、保定に2~3年ほど要し、通院する頻度は3週間~1ヶ月に1回ほどだと言われています。

※参参照元:審美歯科専門サイト(https://www.nishimoto-shinbi.com/blog/2020/10/post-318-755153.html

マウスピース矯正のメリット・デメリット

ここでは、マウスピース矯正のメリット・デメリットを紹介していきます。 マウスピース矯正は、自己管理が必要な治療法だと言われています。 1日20時間の装着時間を守れないと、計画通りに歯が動かないリスクがあるからです。

これらのことから不規則な生活習慣の方や装着時間を守れない場合、別の治療法をすすめられるケースがあります。 ここでは、マウスピース矯正のメリットやデメリットを詳しく説明していきますので、チェックみましょう。

※参参照元:審美歯科専門サイト(https://www.nishimoto-shinbi.com/blog/2020/10/post-318-755153.html

マウスピース矯正のメリット

マウスピース矯正のメリットは、以下の通りです。

  • マウスピースが透明なので周囲に気付かれにくい
  • 比較的痛みが少ない
  • 鋭利な箇所がないため、口の中が傷つきにくい
  • 通院回数が少なくても治療できる
  • 自分で取り外し可能
  • 治療中でも好きなものを食べられる

マウスピース矯正のデメリット

マウスピース治療のデメリットは以下の通りです。

  • マウスピースは食後に歯磨きをしてから装着が必要
  • 装着中は気軽に飲食できない
  • 決められた時間装着しないと治療効果が期待できない
  • 紛失に注意が必要
  • インビザライン矯正のみでは治療が難しいケースもある

裏側矯正のメリットとデメリット

この治療は、装置を裏側につけるため発音のしづらさなど滑舌に影響が見られるケースがあります。

装置が舌に触れる位置にあるため、発音する際に違和感を覚えてしまうことがあるのです。違和感は装置をつけてから時間の経過とともに慣れて気にならなくなる場合もありますが、治療開始直後は滑舌の悪さが気になることもあります。仕事中に人と話す機会が多い方や大切な用事を控えている場合は、歯科医師に相談して他の治療法を検討するとよいでしょう。

ここでは、裏側矯正のメリット・デメリットについて詳しくチェックしてみましょう。

裏側矯正のメリット

裏側矯正のメリットは以下の通りです。

  • 装置を内側に取り付けるためほぼ見えない
  • 表側矯正よりも虫歯になりづらい
  • ワイヤーに食べ物が引っかかってしまっても見えにくい
  • ほとんどの歯並び矯正に対応できる

裏側矯正のデメリット

裏側矯正のデメリットは以下の通りです。

  • 舌に当たって違和感を覚えやすい
  • 発音がしにくいことがある
  • 歯磨きがしにくい
  • 治療費用が高額になりやすい
  • 口を大きく開けると器具が見える場合がある
  • 自分で取り外しができない

どちらの方が向いているか紹介

最後に、どちらの方が向いているのか紹介していきます。

マウスピース矯正がおすすめな人

マウスピース矯正は、以下のような方におすすめです。

  • マウスピースを自己管理できる方
  • 取り外しができることをメリットに感じる方

裏側矯正がおすすめな人

裏側矯正は、以下のような方におすすめです。

  • マウスピースで対応できないケースの方
  • マウスピースの自己管理が難しい方

患者さまの口の状態によって適応は変わるため、目立たない歯科矯正を希望する場合、カウンセリング時に、歯の悩みや矯正装置に関する希望を相談してみるとよいでしょう。

マウスピース矯正中のキョウコが
治療前後で
重視したこと・感じたこと

それぞれの特徴を把握して歯科医に相談しよう

マウスピース矯正は透明で目立ちにくい装置を取り付けるため、周囲に気付かれにくい治療法として知られています。そして取り外しが自由にできるので、ストレスになりにくいと言えるでしょう。

裏側矯正は歯の裏側に矯正装置を取り付けるため審美性が高い治療ですが、自分で自由に取り外せないのがデメリットと言えます。 今回紹介したマウスピース矯正と裏側矯正の違いについてしっかり把握して、カウンセリング時に、歯の悩みや矯正装置に関する希望を相談してみるとよいでしょう。

後悔しないポイントを抑えた
愛知のマウスピース矯正歯科
3院

マウスピース矯正中のキョウコが大事だなと感じた、(1)矯正に関する資格を持った医師の在籍(2)機器を使った診断について公式HPに明記(3)公式HPに初期費用を明記の3つのポイントを網羅した愛知県内の歯医者をエリア別にご紹介します。

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マウスピース矯正治療の
詳細や注意点
透明なマウスピース型の装置で行うマウスピース矯正の相場は、約10~100万円(税別)程度。メーカーや患者の症状によって相場は変動します。
また、マウスピース矯正のデメリットとして、歯磨きを怠ると虫歯や歯周病のリスクが高くなるという点があります。装着時間を守らないと計画通りに歯が動かない、治療期間が延びる可能性があるので要注意。矯正治療完了後、後戻りを防ぐため装着する保定装置も正しく使用しないと、再度矯正治療が必要になる可能性があります。装置装着後、締め付けるような痛みを感じることがありますが、歯が動くときの正常な反応なので心配ありません。
そのほか、マウスピースの淵や突起が頬の粘膜・唇・舌などにあたり、口内炎ができる可能性があります。不安な方は、医師にあらかじめ相談しましょう。
キョウコのイラスト